JCRC群馬SAクラス
なんやかんやメチャクチャ脚を使ったエンデューロクラスから2時間。
完全に回復したかって?してるわけねーじゃん。
アンディさんと作戦会議。
まぁ作戦はというと十中八九「逃げ」の相談です。
ダブルタイトルを狙える権利があるのは自分だけ。
しかし勝ちを狙うとなると厳しいでしょう。
徹底的にマークすべき選手はSHIDO中尾さん。
オーベストでチームメイトだった5年を含め、もう8年以上の付き合いになりますので脚質は充分にわかっています。
登れるし、下れるし、独走力もあればアタックのキレ、スピードも高いレベルにあり、スプリントもできるオールラウンダー。
そして抜群の勝負勘。
長いヒルクライムだったら勝てるかな←
エントリーリストを見た瞬間に厳しい戦いになるだろうと思った。
おまけに他のSHIDO二人も強いんだよ。
70kmレースした後にまともに戦り合えるような相手ではない。
だからといって後手後手に回って最後だけ頑張るのは自分のスタイルに反するので、仕掛けられるところは仕掛けたい。
そんなココロモチでスタート。
ローリング解除されてファーストアタックはアンディさん。
最初から飛ばしすぎだぜ!と後ろから静観。
同じダブルエントリー組の吉田さん、水落さんらと後方待機です。
レースは単発のアタックがかかり不安定な状態。
ホームストレートの向かい風は厄介で決まらないだろう逃げは放置!
脚が覚醒するまでは待機だ(結局最後まで覚醒はなかった…)
中尾さんの動きをチェックして一回飛び出し(ちゃっ)た場面があったがすぐさま吸収。
その間もアンディさんは動きまくり。
それを利用してアンディさんにブリッジし、中尾さんを引き連れ飛び出すも集団にキャッチされたり中々決まらない。
SHIDOの吉澤君、駿君のアシスト的な動きも機能している。
この状態では均衡を破れないので、作戦を練り直す。
ちなみに全10周あるレースは半分も消化していない段階。
集団スピードは速く仕掛けるにはまだ早いが、半分が終わった6周目に少しでも落ち着く様子が見えたらアタックすることを決めた。
6周目に入る時にアンディさんともう1人が抜け出している形になり、何となく積極的に追う意志がなかったのでリフト坂でアタック。
後ろからSHIDO 中尾さん、駿くん、フィンズkntさん合流。
逃げていたじょんのびアンディさん、サイタマサイクルプロジェクト福原さんをキャッチして逃げを形成。
さらに心臓破りの坂で逃げを決定的なものにしようと1分間の8割走を覚悟するも逃げに必要なアンディさんが苦しそうでペースが上がらず。
ただ、SHIDOの二人が構わず上げるのでほんの数メートルの差で登りをクリアするもこの数メートルを埋めるのがめっちゃくちゃキツイ。
駿くんが引くスピードが速すぎるので中々連結できず悶絶。
今日一番の悶絶ポイントはココ。目の前が真っ白になりました。
KNTさん、福原さん、アンディさんも再び合流し逃げを打つもダブルヘッダーの自分が脚を引っ張る形でローテがギクシャク。
いつの間にか吉澤君も合流していたような、、ここらへんは脳への酸素が不足していたので記憶が曖昧。
メンバーの中でも中尾さんの実力は2ランクくらい抜け出していて、あとはどうやって勝つかという状況。
このままだと自分が勝てる確率は限りなくゼロだ。そんなことを考えて走っていたせいなのか逃げからドロップ。
ここで一旦一休み。
後ろから迫っている集団に捕まっておきます。
逃げ集団のスピードから集団はいつか逃げを吸収するだろう。
もうワンチャンあるかな。
しばらく追走した後に逃げを捕まえて振り出しに戻るもアンディさんはさらに逃げ続けようと攻撃の手を緩めません。漢すぎる。
混走のBクラスのゴールでローリング状態になったところで一休み。延命しました。
で、残り2周になったところで中尾さんがアタック。
SHIDO二人が蓋。あー決まってしまう!
追走の動きもすぐさまチェックに入られ、万事休す。
しかも心臓破りの坂でSHIDO二人が抜け出した。
もうしがみつくので精一杯だが、、
このままワンツースリーは許すまいとホームストレートで最後の一絞りで追走の全開ダッシュ。
あべきゅんが着いてきてヘアピン越えたあたりでキャッチし4人で回すも、後ろから合流してきた。
ここで自分が出来ることはゴールまでたどり着くのみ。
心臓破りで遅れ、ふらふらと。
レース兼SHIDO練習会終了!
優勝は独走で中尾さん。やっぱ強えーな。
SHIDOのほぼ完璧なレースメイクで完敗。
久しぶりに力を100%以上出せてキツかったけど楽しかった。
同じ日に勝てたのは何となく嬉しいですね。
次はニセコクラシックで本気の戦いとなるでしょう!