マーグン遠征で走り納め110km
吹雪の新潟を抜け出し、ピーカンシーマブのマーグンへ。
年間通して大きく調子が落ちない忍さん、DT塾長と。
12月は未だ600km位しか走っていないし、これは完走できたら御の字だな。
忍さんはおニューのグローブにタイツ！
グローブはスペシャの「S」が。
どうやら忍のSらしい……
そこですかさずDTさんが「シノブワークスですね！」……
ともあれ、久しぶりのマーグンは天気がよろしい。
出発し溝呂木の長い坂で既に虫の息。
何とか凌ぎ二人をそんなにお待たせせずに到達。
12分45秒290W
しかし肺と喉が痛いし、脚はすでに死んだしで完走できるか怪しくなってきた。
ペダリングが踏み負けたり、フォームが大きく崩れたらペースを落とそう。
そんなココロモチでスタート。
コンスタントに乗り続けている二人が速くて前に出られず付き位置。
それでも油断すると車間が開いて踏み直す場面も。
ただ付き位置だとバツが悪いのでいつものアタックポイントで前に出る。
アップダウンをこなしているうちに調子が上がってきた。
最近のマーグン遠征のトレンドはノンストップらしくいつものコンビニをスルー。
そのまま草木ダムへ。
ようやく二人と対等にローテを回せるまでに戻ったが、最後のスプリントは見送る。
まだそこまでの高強度は無理だ。
草木ダムでドリンク休憩5分のみ。
ここまで58km1000mUPで流石に後半はバテそうだ。
経験上どこかでガス欠になるだろうが行けるところまで行くことに。
途中からニューコースへ突入。
いきなり始まる激坂。
そして意地でもインナーに落とさない3人……
忍さんなんかは後輪スローパンクして5気圧以下なのにグイグイ登るもんだからこちらは我慢の時間。
ただ、さっきの溝呂木よりは体が動く。
一気に400m位稼いで、いつもの空っ風街道へ。
普段からDTさんが飛ばす区間だが、こちらも脚がある程度戻ってきたので対応できる。
体重がある分、しっかり出力も出るので短い登りと下りしかない空っ風街道は俄然有利。
二人を引き離すこと成功した。
赤城山ヒルクライムのコースに出るところで合流したがそろそろエネルギー的にヤバイ感じ。
コース内で一番の激坂に入る前に自分だけインナーに落とす。
DTさんが「絶対にインナーに落とさない！」と叫びながら登って、「自分はインナーに落としましたよ」と言ったら「インナー！(いいなー！)」と返ってきて腹筋崩壊した。
瞬間的に腹に力が入りバランスを失い蛇行。
破壊力ハンパねぇぞ…。
もう笑いすぎて、さらに90kmは走っているのでハンガーノック手前。
自販でサイダーを補給。そして復活。
ラストの20kmは再び爆上げして二人を引き離すことができたのでヨシ。
粉雪舞うなかで新潟からの強風に抵抗するためにエアロフォーム全開走で。
そして完走。
久しぶりに脚が終わった。
赤城ユートピアのお湯が染みたぜ……
DTさんからバナナやパンをもらって空腹を凌いだものの久しぶりの強度にノンストップライドで気分が悪くなり、さらに渋滞もあったりとグロッキー状態。
運動後にもつ煮の濃い目の味付けがたまらなく五臓六腑に染み渡る。
内臓を労るために柔らかいもつ煮をよく噛んで食す。
一気に体調が回復した⤴⤴
これで今年の外乗りは最後。
来年は2日にマーグンで走り初めかな。
