バンの自転車日記

F(t)麒麟山レーシング所属自称パワー系クライマー笑

俺たちの魚沼ロングライド182km

今日は地元で魚沼ロングライドが開催。
もちろんこういうファンライド系のイベントにはエントリーしないので朝は雨が止むまでゆっくりと。

https://lumina-magazine.com/archives/news/2925
↑こちらの記事で西谷さんが前日の補給が重要と言っているので、昨夜は夜食で夕飯の残りを食べておいた。
(お腹が空いて寝られなかったとも言う……)

思えば富士あざみラインもヤビツ峠も自己ベストを出した日の前日はたくさん食べていた。
逆に先週の県選手権前は食べなさ過ぎた。
結果論なんですが、今日調子がよかったらニセコ前はいっぱい食べることにしよう。

朝御飯はご飯2杯。エネルギーの充填はバッチリ。


今日の練習テーマはロング耐性の向上と登坂力強化。
自分の悪い癖でキツくなるとダンシングに逃げるところがある。
なので今日はできるだけシッティングで登るようにした。
あと、疲れてくると右腕と右脚が開き気味になる。そうなると力が逃げてさらに疲れるという悪循環。
今日は徹底的にそこを直したい。

路面が乾いたところでライドオン。

出発時間が遅かったので魚沼ロングライドは終盤戦。
入広瀬まであと少しのところで小幡さんとスレ違う。おはようございました。

国道252号線に出て福島県方面に進んで行くと大白川手前で赤い彗星の金子さんとスレ違うも私だと気づいてもらえず。
スレ違う人全員に会釈していると気持ちよく挨拶が帰ってきて良いですね。

福島県境へは地味に長いヒルクライム

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何もないので滞在時間30秒。

今日は登った分ダウンヒルの練習もできる。
最近は恐怖心が勝ってあまり攻められない。
ここらへんも今日で良い状態にしたい。

下っている途中で雨に降られたがすぐに止んだ。
ここまで60km程走っているけどまだ体内にエネルギーが充分にある感覚。良い感じです。

入広瀬の鏡ヶ池を通過して途中で右折。
国道290号線を栃尾方面へ。
石峠もシッティングで集中。右腕、脚も開かないように。

まだまだお腹が空いていなかったけど栃尾のコンビニで遅い昼食。
ここまで88km。

山古志経由で帰ろうかな。
その前に森立峠で標高を稼いでおこうとタイムアタック
ダンシングも解禁です。

しっかり食べておいたおかげで良い出力が出ていた。
ダンシングすれば簡単に400Wは出るし、シッティングでも350W以上はコンスタントに出ている。
最後のスパートで頂上付近をダンシングでもがいていると前方から何やら見覚えのあるサイクリストが。

なんと示し合わせたわけではないのに森立峠の頂上でイベント「変態クライマー」が発生!
しかも手を負傷しているにも関わらずここまで金倉山と八方台を制覇していて、しかもしかも獲得標高が1700mと自分と全く一緒であった。
これはもう運命としか……

言わずもがな一緒に走ることに。

まだまだ余力があるので、来た道を引き返して須原スキー場で〆かなと思っていたら忍さんから「二分」という集落方面に7~8kmユル登りがあるので行きましょうという提案が。

ユル登りと言いながらたまに激坂が現れてダメージが確実に蓄積されていく。
自分は割りと必死に集中しているが、忍さんのおしゃべりが止まらない。
余裕度が違い過ぎるのでこちらもしゃべると呼吸が乱れる。
それでも悪い癖が出ないように意識できていたので問題なし。
しかしゴールがわからない中で結局9kmとガッツリ登ったので脚がゴッソリ削れた。

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どうやら守門岳の登山口付近まで来たらしい……。
ここまで130km2200mUP。
道中は秘境感たっぷりで景色が壮大だったので誰かを道連れにして来よう。

来る途中で入広瀬方面に抜けると思われる芳ばしい坂道が見えたので吸い寄せられるようにそちらへ。

これがまたガッツリと登坂で一気に100mも標高を稼いだ。
かれこれ5時間近くサドルの上だがシッティングでも380W位出ているし、結構ハイな状態で調子が良い。

下ったら入広瀬の道の駅付近に出たのでコーラ休憩でエネルギー充填。

帰路は向かい風だったけど今日はソロ練のつもりで走り切る予定なので忍さんにはツキイチになってもらう。
それでも後ろからのプレッシャーで踏み切らないといけないのでありがたい。
おかげで小出まで集中して走れた。

忍さんと解散したあとは追加練へ。

小出スキー場を登りこまみの湯から月岡公園まで一登り。
まだまだ出力が安定して出るので、さらに栃原峠へ。
ここでようやくエネルギーが枯渇。
どうしても300W出なくなった。それでもレース強度に比べたらキツさレベルは勝らない。

自分が自転車競技を始めたころはシマノレーシングがJプロツアーを無双していて、チーム内争いの方がレースよりキツかったらしいけど、やっぱりレースの方がどんな練習よりキツい。

「レースより練習の方がキツかった」なんてセリフはレースで勝った奴しか言う資格はないと思うし、レース中はキツくて何度も何度も止めたいと思うけど、レースで勝つためには精神的に強くないとダメなんだよな。
そんなことを考えながら最後の登りを走っていた。

結局、最後はエネルギー不足で色々と余計なことを考えてしまって集中できなかったので補給は大事だと再確認。
今日の練習は収穫が多かった。

獲得標高2838m

6月累計316km