バンの自転車日記

F(t)麒麟山レーシング所属自称パワー系クライマー笑

オーベストGSエバーウィン合同合宿1日目109km

ツール・ド・オ・ボン第4ステージ。
白樺湖を拠点とした合宿にお邪魔しております。

4時50分出発で迷いながら8時40分に到着。
ひたすらに眠い。

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ガッツリ雨。暑さから逃れるために長野県に来たのに涼しいを通り越して肌寒い。


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遺影…………とならないように生き残るぞ。

昨日のレースからホイールを変えていないのでカーボンブレーキシューの効かなさたるや自殺レベル。
タイヤの空気圧を低くして対応。

最初に三級山岳スズラン峠へ。
対して登らないのでサクッと頂上。

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標高が高いけどそこまで寒くない。

お次は超級山岳麦草峠へ。
頂上の標高は2137m。スタート地点の気温は14度。ということは……(死)

先は長いと言いながら最初から良いペース。
ニシタニさんが横からゴーっと行くのを見送り一人旅に。
徐々に遠くなるニシタニさんの背中。全然垂れない。
視界から見えなくなり、しばらくしたらエバーウィンの若手が後ろから追い付いてきた。
ペースが速い。タダ者ではないな。
そのまま引き上げてもらいニシタニさんの背中が見えたが、そのまま追い付けず3番手。

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エバーウィンの子はナガサワ君と言ってJBCFヒルクライム2回でポンポンとE1に昇格したらしい。どおりで強いわけだ。

ここからはおよそ25kmの下り。
峠の気温は11度。
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寒い寒い寒い寒い……。
もはや真夏の寒中水泳大会。溺れそうです。

コンビニで休憩後は、超級山岳大河原峠へ。
長いのでペースで行きましょう。
なんて決めていたのに少しオーバーペース。

ニシタニさんは後続待ちのため離脱。
ナルケ君、ナガサワ君と3人で峠の入り口に。

ナガサワ君が先行するが追い付き追い越したら少し差が開いた。
もしかしたら突き放せるかもと回し続けたら差が広がり続けるので行けるかもしれない。

大河原峠16kmの青看板を見たときの絶望感たるや……。
とりあえず視界から消えるまで頑張ろうとひたすら耐えていたらようやく見えなくなった。
後はギリギリの強度で垂れなければ先着できるが先が長すぎる。
しかも雨が強すぎてところによって道は小川状態。まるで遡上する魚の気分……。

例え頑張って頂上に着いたとしても雨でガスっている景色しか見えないし、その後は登りよりも辛い極寒の下りが待っているだけ。
何のために頑張れば良いのやら……(笑)

一瞬下った後の急斜面で心が折れかけた。
ふと後ろを見ると白いジャージが。
さっきの看板が正しければ残り4km(実際は残り3kmだった)

折れかけた心を修復し一段ギアを上げてラストスパートして先着。
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二番ナルケ君、三番ニシタニさん(!)、四番ナガサワ君。

さっさと下って気温が高いところに避難したいところだが、あまりに寒すぎて口ガタガタさせながらダウンヒル
こんなに過酷なライドは、柳沢峠を雪の中走った次に辛い。

後続を待ち、宿へ直行。
標高1400mのところにあるため最後に登り。
レースのゴール前みたいなスピードから最後はナガサワ君にトップを許してしまった。
いやー強い。

さて明日も雨予報。
どうなることやら。