バンの自転車日記

F(t)麒麟山レーシング所属自称パワー系クライマー笑

ニセコクラシック140km

鮮度が落ちゆく記憶……。
ようやくレースレポに取りかかれます。

金曜日のお昼からフェリー移動。
土曜日に列車運休のトラブルで小樽から75km自走したが力をセーブしたので大丈夫……なはず。

レース当日は雨予報だったが、路面はかろうじてドライ?
スタートしてしばらくしたら晴れ間が出たほどに回復。

目標は年代別表彰台。
総合では昨年を越えること。
作戦はサバイバル展開を生き延びる。そうすれば、自然と絞られるはず。
勝負はその時の状況に応じて考える。

ローリング中もペース速め。
結構キツイぞ。
途中でチェーン落ちしそうになったところにチームオルトレ(イナーメ)北野君から背中を押されて助けられた。
(彼はその後パノラマラインでチェーン落ちして遅れるが恩返しできず……)

昨年96km/hをマークした下りは今年は85km/hで。
ゆっくりと下りましたね(スピード感覚とは)

下ってからも後ろから来るはずの35age以上のカテゴリーが来ないので待つ雰囲気に。
結局、追い付いてきたのは最初のスプリントポイントの少し前だったような。

そしていよいよパノラマラインへ。
昨年と比べてゆっくりとした入りだが、そんな甘い展開になるはずもなく森本さんがペースを上げると一列棒状に。
ただ昨年と比べたら対応できるので先頭集団に潜り込めた。


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(シクロワイアードより)

時おり森本さん、そしてイナーメの岡選手がペースを上げキツイ時間が続く。
残るだろうなと思ったメンバーはほぼいて、15人位に絞られた。
KOMまで残り少しのところでハヤサカの斎藤選手が飛び出したので後ろに飛び乗ったら二人抜け出す形に。
そのままKOMを通過したが今思えばもがけば獲れていたかもしれなかったな、、


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しかも隠れて写ってないし‥‥

ここは29分21秒364W(ストラバより)

登りは昨年より走れているのは確認。
気になるのはチームの田崎さんの調子が良さそうじゃないところかな。

下りは皆さんよりもスピードが出ちゃって一人で飛び出したところに、マツケンさんから「ホイールはチューブレス?下り速いけど」なんて聞かれて「体重重いからです」と答えておいた……OTZ

平坦区間に入ると後ろから続々と合流。
りゅーじ、オーノさん、ピカ君も来て全員揃った。

次の登りでまた絞られるだろうと力を温存。
りゅーじ、田崎さんの後ろに付かないようにしながら、、笑
今年は気温があまり高くなくて途中で尿意を感じたが、後ろから合流するならトイレタイムを取ればよかったな。
ただそれで遅れたらすべてが台無しだから難しいところ。

登りに入る前に湾岸の雑賀選手が逃げる。
そして105km地点から始まる三段坂へ。
岡選手のアタックを皮切りに森本選手もペースアップ。
防戦一方では千切れるのを待つだけなので、攻撃は最大の防御と一瞬飛び出してみるもKOM前に捕まり我慢の時間が続いて千切れかかったが何とか延命して下りに突入。

22分391W(ストラバより)

ここで10人に絞られたが、同じ年代では岡選手、紺野選手(SBC)、城所選手(竹芝)、あと一人。
35-39ageでは田崎さん、森本さん、岩島さん、雑賀さん、マツケンさん。
年代別も総合も厳しい戦いになりそうだ……。

脚の具合はというとかなりキツメ。
内転筋とふくらはぎがピクピク。


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(シクロワイアードより)


そして最後の補給所を過ぎたところの登りで岡選手がアタック。
今回、岡選手がレースを掌握していた位に強かった。
この動きで遅れてしまい気持ちが切れた。

一番の反省点がココで、メンバー的に満足していた部分もあった。
切れても仕方ないと思ってしまった時点でレースの中では死んだも同然。
確実に強くなってニセコに帰ってこれたけど、まだまだ力不足でした。

雑賀さんも千切れ、前ではマツケンさん含む3人も遅れているのが見え、田崎さんがトップ5に残り最終局面でスプリントして総合3位。流石です。

このコース単独で走ると一気にスピードダウン。
最後の1kmで後続に捕まり総合17位。年代別10位でゴール。
悔しさしか残らないな。くそ……

もっと力が欲しいと思いつつも、ただ単純に走り込んだりインターバルしたりでフィジカル上げても後半まで力を出せるフォームなりペダリングなりを身に付けなくてはいつまでも同じような位置でゴールするだろう。
じゃあどーやって最終局面まで残れる実力をつけられるだろうか?
自分の体に耳を傾けて、答えを見つけ出すまで上を目指すしかない。



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よきチームなり。


とりあえず一休みと言いたいところだが、明日の石川でE1に上がって前半戦を締めくくりたいところ。
ただコンディションは下降気味。大丈夫か?と珍しく弱気。