バンの自転車日記

F(t)麒麟山レーシング所属自称パワー系クライマー笑

JBCF石川サイクルロードレースE2

その前に前日の調整練のことを。

まだ今年はしおりんへ行ってないので初しおりんへ。
8時頃と遅めの出発ですでに暑い。

良いタイム出して明日のレースに弾みをつけたいところだが、暑さのせいなのかお腹から力が出ずダンシングがかからない。
しかも新潟市から来た美ヶ原チャンピオンクラス5位の方にロックオンされ軽くぶち抜かれたところで心がポキッと折れた。
明日レースだからと頑張らない理由を見つけ戦略的撤退。

いやー、途中で引き返したのは賢い選択(レース前日に枝折峠に行く時点で……)

というわけでコンディションはニセコから下降気味。
昇格できるんかいな?



迎えた当日の朝。
今やイクメンになったイケメンから石川のコースを攻略するアドバイスがあったので今日の作戦はその通りにした。
・序盤から強力なメンバーで逃げ。
・ラスト4kmの坂は麓から上げても決まらないのでラスト1~2km勾配がキツイ区間で少人数で抜け出す。
・集団でも少人数でも最終コーナーは先頭で入ってスプリント。

とにかく最終コーナーを先頭で入って垂れなければ勝てるし、昇格の3位以内はかたいだろう。

目標はもちろん優勝だが、レーススタートが14時からな上に最高気温37℃。
ささ、さ、37℃だと……?
俺は今日死ぬのか?
おまけにアップしたらあまりコンディションはよろしくない。
さらに竹芝勢、湾岸勢は自分を徹底マークだって。勘弁してちょーだい。

チームのピカ君に監督会議は任せたので、レースの準備に集中できた。
ありがとうございました!

ギリギリまで日陰に待機してスタートラインへ。
そして灼熱の中、4周回のレーススタート。


とりあえず最初の登坂で自分の実力を推し量りつつ先頭付近に上がる。
悪くないぞ。
下りもスピードを上げて一列棒状にする狙い。
登り返しもハイペースを維持。
協調する人を利用しながら厳しい展開に持ち込んで逃げを作るよう動き続ける。

最初の4km坂も一列棒状にするべくペースを作る。
キツそうな人もいるが、余裕で付いてくる人もいるので緩斜面で息を整え、補給所通過時にペースを緩めずに駆け抜けたら数人で抜け出す形になった。
その後、数人が追走でジョイントしてきて8人逃げに。

最初は15秒だったギャップが20秒に。
そして2回目の4km坂で30秒、40秒と広がった。
ピカ君のナイスアシストと竹芝勢の焦りぶりが目に浮かぶぜ……ニヤリ。

そうこう回しているうちに逃げは6人に。
今井選手(サイタマサイクルプロジェクト)
吉澤君(SHIDO)
西岡選手(ベントスフレッチャ)
よっしーさん(LinkTOHOKU)
鵜澤選手(湾岸サイクルユナイテッド)

登坂力は100%復調していないだろうがよっしーさんが頭一つ抜け出している感じ。
今井選手も登れている。
吉澤君は何度も走っているので実力があるのは知ってる。
西岡選手は未知数。
鵜澤選手は当ブログの読者らしいのできっと速い(根拠……)

とりあえず桃はGETだ!

最終周に突入する時には後ろは1分以上離れたので攻撃開始。
しかしマークが激しいのか皆付いてくる。
よっしーさんがじわりと上げるのに協調しても対応されたりと6人のままでラスト4kmへ。

イケメンからのアドバイス通りアタックは我慢。
と力を温存しているとよっしーさんが一人飛び出す。
そして誰も追わず。

ヤバメな展開だが後ろを引き連れたくないし、追いかけるのを躊躇していたら結構差が開いてしまった。
仕方なく射程圏内に抑えて、一気にブリッジしてもよかったが平坦区間で鬼踏みしてラスト1kmでよっしーさんを捕捉。
カウンター来るか?と次に備えてダッシュする心構えだったが皆キツイ様子で誰も動かず。
気づいたら5人になっていた。

ラストコーナーを先頭で入りスプリント勝負に持ち込むべく、ラスト500mでアタック。
そして作戦通りにコーナーを先頭で入り、シッティングのまま踏み倒して先着。



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勝利を確信してかなり手前からガッツポーズ&中尾さん黒すぎでしょ!
そしてSHIDOの吉澤君が3位に入ってくれて一緒に昇格決定。

実は当チームは補給員がおらず、吉澤君から何度も水を貰って助かった。
逃げ中には一緒に昇格できればいいなと思っていたので最高の結果となりました。


暑くて最終周回はキツかったし、よっしーさんが飛び出して追いかけるざるを得ない展開になった時は結構焦ったので最後の最後まで気が緩められなかったが、なんとか目標の優勝とE1昇格を果たしたのでとにかく安心の一言に尽きる。

そして結果的に三味ってしまったけれども本当にレース前は調子が悪かったんです信じてください(笑)


実業団レースは南魚沼前に群馬あたりに出てE1クラスタでの自分の実力を探りたいところ。
そしてようやくシーズン前半終了。
暑いので練習量落としつつ体重キープで後半戦に備えます。