オーベストGSエバーウィン合同合宿2日目121km
ツール・ド・オ・ボン最終ステージ。
本日も雨で寒中水泳大会の様相を呈しています。
若者たちから醸し出される悲壮感。
私はというとスタート前に後輪パンクしていて萎え萎え。
ヴィトリアのルビノプロに履き替えて出発。
ルビノプロと言えば昔はお金がない学生の練習用タイヤというイメージだが今は改良されたらしい。
まぁ良い機材を選りすぐんでいるナルケ君が用意したなら間違いない。
本日の出走メンバー。
走らないという大人の判断ができない大人たちです。素敵です。
白樺湖を出発し大門峠を下ります。
今日のコースは超級山岳はないものの30分級の峠が4本の予定。
気温はそんなに低くなく快適(昨日比)
最初の杖突峠(8km6%)に突入。
ナルケナガサワ元気コンビがいきなり飛び出す。
慌てない慌てない。じわじわと追いつく。
しかし後ろにニシタニさんがピタッと。
少しでも余裕がないところを見せるとアタックするのはわかっているのでフォームを死守。
しかし脚は確実に削れており、ダンシングで誤魔化した瞬間に容赦なくニシタニさんはアタックを繰り出し私は見送るのみ。
しばらくペースで回していると、すでに千切れているナルケ君ナガサワ君が追いついてきた。
ナルケ君がギアを落とした瞬間にもう一段ギアをあげて二人を突き放し二番手。
下りは強い雨がBB弾みたいにバシバシと当り痛すぎ。
平坦の爆走区間で道を間違えてタイムロス。
道の駅でパン休憩。
そして予定変更して折り返すことに。
杖突峠までのアプローチで良いペース。
徐々に脚を削ってくる。
峠に突入し、ナルケ君が明らかに生き絶えそうなのでアタック。
ニシタニさん、ナガサワ君と3人に絞られ、カウンターでニシタニさんがペースカチ上げ。
食らいついてみるものの、秒殺されて一人旅。
ナガサワ君も後ろで生き絶えたようだ……(合掌)
ここも二番。
帰りはスズラン峠へ。
メルヘン街道との分岐まで相当登るらしいが距離がわからない。
最初にナガサワ君が千切れ、ナルケ君が千切れ、ニシタニさんのペースアップについていけず遠のく背中(何度目だろう…)
後ろと合流しスズラン峠へ。
しかし急にエネルギーが枯渇している感覚に襲われ、脚に力が入らなくなる。
ガチなハンガーノックに遭遇し万事休す。
動けないし標高1600mだから寒すぎ。
サポートカーにヘルプを出し、宿まで送っていただきました。
というわけで途中リタイアで完走ならず。
過去最凶に過酷なライドにランクイン。
思い出に残る(トラウマ?)ライドとなりました。
ハンガーノックによりミイラが一人。
二日程休養が必要だろう。
しかし久しぶりにニシタニさんのパワーを喰らい、若者とドンパチできて楽しかった。
ありがとうございました!
ツールドお盆は6日間で667km。
かなり調子が上がった。