バンの自転車日記

F(t)麒麟山レーシング所属自称パワー系クライマー笑

新潟県ロードレース選手権

前半の集大成的なレース。
ヒルクライム、タイムトライアル、クリテリウムで勝負が決する。
総合タイムではなく順位ごとにつくポイントで決まる珍しい形式

不利なヒルクライムが予想より良くて、有利なタイムトライアルでブレーキするという結果に。
何周も試走したので言い訳はできない。
来年に繋げよう。

そしてクリテ予選。
自分は1組目。
予選でもポイントが加算されるので油断大敵。
フィンズがイケメンあだちくん、阿部きゅん以外固まり、麒麟山は田崎さんだけ。
ローリング後にスタート。
3周ほどコースの様子見。アタックポイントを探る。そして店長からGOが出たのでアタック。後ろでチームメイトが抑えてくれるのでアッサリ決まってしまった。
15秒ほどのリードを保ってそのまま逃げ。
残り一周で逃げ切り確定したので決勝に向けて脚を温存するために流してゴール。

決勝の作戦はKNTさんの総合2位死守。
田崎さんは総合優勝がほぼ確定なのでマークせず。
自分は序盤から逃げる。総合上位のフチタくん、ミネキさんと一緒に逃げたら強く牽かないこと。特に総合3位のフチタくんには要警戒で。そして勝って一矢報いたかった。

スタートしてから2周目でイナーメ北野くんと抜け出す。そして3周目で後ろから麒麟山ミネキさん、チームメイトのダーヤマが合流。
数的有利だがミネキさんが入り込んだことであまり強くは牽きたくない。
しかし、北野くんがペースを上げて逃げ切ろうという雰囲気を作る。そして全員が協調を始める。

その中でもミネキさんだけは千切れさせるか消耗させたい。
ダーヤマを使うか自分が犠牲になるか・・・。とりあえず逃げ切りが確定するまで頑張ることに。ダーヤマはスプリント力あったっけ?ミネキさんのスプリントは?クリテ職人の北野くんはスプリントに持ち込ませたくないな、などなど色々と考えながら走っているうちに脚が消耗していることに気づく。
予選から全開で踏んでるから無理もない。

逃げ切りが確定し、ラスト2周で四人での戦いに。
最初に北野くんがアタック。ダーヤマが着いていき自分とミネキさんがワンテンポ遅れる。
ここで自分がわざと追わずにミネキさんに追わせればよかった。そうすれば最悪追い付けなくてもダーヤマに勝負を託せたし、追い付けたとしてもミネキさんにダメージを与えることができた。

何とか追い付き再び四人に。
ここで誰もカウンターを仕掛けないということは皆も消耗しているに違いないと思い、ラスト一周に入ったところでアタックした。
残りカスを絞り出すように仕掛けたけどしばらくして追い付かれる。
そして北野くんのカウンターアタックで半分決まりかけたが再び四人に。
ただ自分は余計なアタックで余力なし、頑張れダーヤマ!と心の中で叫び力尽きた。
3人のスプリントをすぐ後ろで見ながらゴール。ダーヤマが負けるのを確認し、応援してくれた人に申し訳ないという気持ちで手を合わせてゴールした。
数的有利を活かせなかったのはコミュニケーションが取れなかった自分の責任。
自分より経験が浅いダーヤマにもっと声をかければよかった。

ただ逃げている時は楽しかった。
スト2周の攻防はロードレースの醍醐味。
勝てる可能性があったのに勝利を逃した後悔は大きいけど勝った北野くんが見事だった。

そして総合優勝の田崎さんは県内ではもはや敵なし。麒麟山のオオノさん、ミネキさん、フチタくんら個々の力が強くてフィンズは惨敗でした。

自分は総合7位という微妙な順位。
タイムトライアルが痛すぎた。。
ヒルクライムがまぁまぁよかったので今後も自称クライマーで(笑)
次戦は栂池高原ヒルクライム
ダイエットするか。