JCRC群馬エンデューロクラス
4時起床。
コンディションは、少し胃がもたれている感じ。
レースまでにこまめに食べるようにして少しずつエネルギーを補給していく。
群馬に到着すると、、雨。
しかし試走の時間あたりから小雨になってきたので2周アップ&路面チェック。
コーナーのイヤらしいところに落ち葉があるがタイヤはグリップしてくれるので問題ないでしょう。
8時45分にスタート。
マークする選手はスペースの遠藤積穂選手。彩北の吉田さんくらいかな。
胃袋の不快感や午後のSAクラスに備えて前半は動かないように。
何て言ったってSAクラスのメンバーがヤバイからね。
脚の温存を徹底に決め込んでいた3か4周目あたりでホームストレートを通過している時に前輪に何度も感じたことある違和感。
はい、パンク。オワタ…/(^o^)\
たまたま近くにいた片山さんからとりあえず前輪(ロバール)を借りる。感謝です!
しかし、この間3~4分。
幸いにもレースは2時間のうちまだ序盤の30分。
路面が濡れているためか集団のコーナーはかなり遅めでコーナリングではアドバンテージを感じていた。
だからもしかしてコーナーを攻めれば追い付けるかも?
とりあえず全力で追いかけてみて差が広がり続けるなら練習に切り替えよう。
そんな気持ちで再スタート。
追走1周目。
片山さんから借りたロバールについているタイヤが25cなので下りの安定感抜群。
雨のレースは太めのタイヤをチョイスですね。
バックストレートに差し掛かる時に集団がホームストレートから登りに入っているところだった。
タイム差をはかると2分半……結構絶望的。
追走2周目
次のバックストレートで差が広がっていたら諦めようそうしよう。
でも実際は少しだけ差が縮まっていた。
全開で踏んでいるのにこれしか縮まってないんかい!
と心が折れかけたが諦めたらそこで試合終了。とにかく全開で追います。
追走3周目。
また少しだけ縮まった。
もう追い付くだけで満足。脚が持つかわからんけど。
追走4周目。
お、一気に差が縮まった。
後から知ったことだけど吉田さんサトーさんが自分が追い付くように集団の速度を緩めてくれていたらしい。
おかげで次の周回で追いつけた。
どうやら二人が逃げているらしいがいつの間にか吸収。
吉田さんが元気で細かいアタックを連発してくる。
た、頼みますから休ませてください…と頑なに集団待機。
吉田さんを射程圏内にとらえつつも、次の動きに備えて集中します。
ただ、2~3周は大きな動きがなく。
もしかしたらアタックしたら決まるかもと残り30分を切ったところでアタックすることを決めた。
タイミングを見計らい、集団のスピードが緩みがちなリフト坂で全開アタック。
もちろん追走も何人か来ますが、心臓破り坂でさらにアタック。
SNELの小島君が来てくれました。
どうやらスタートから自分のことをチェックしていたらしい。
そして実は彼も新潟県人。
まぁ一人よりは二人の方が逃げ切る確率が上がるのでコミュニケーションを取りながら後ろとの差を広げていく。
逃げ切りが確定したところで小島君が引く時間が少なくなっていく。
最後まで行こうと話しかけると、もうスプリントする脚がないですとの回答。
って言いながらスプリントで決着しなくてはならない空気。
午後に備えて静かにゴールしたいのにさせてくれなそう。
で、
何とか先着。
麒麟山レーシングでの初勝利!
この勝利は昨日結婚式を挙げた友人でチームメイトのりゅーまぐ夫妻に捧げます。
ゴール後、逃げている途中に何か後輪に違和感があるなと思っていて何となくタイヤを触ってみたらスローパンクしていました。
どう考えても勝てる状況ではなかったのにロードレースって何があるかわからない。
最後まで諦めちゃダメってことですね。
さーて、前後輪どーしよと困っていたらフィンズのkntさんがなんと予備ホイールのコスミックカーボンを貸してくれることに。
集団内で自分を待つようにスピードコントロールしてくれた吉田さん、サトーさんといいサイクルロードレースはチームを越えたスポーツマンシップが溢れている。
とても美しい競技ですね。
さて次回は、午後の部。
「JCRC群馬SAクラスSHIDO練習会中尾劇場」をお送りします。
悶絶展開満載のレースレポをお楽しみに。
近日公開予定!